背景・経緯
旧五輪選手村「HARUMI FLAG」は、2021年の東京オリンピック・パラリンピックで選手村として使われた土地を再生した大規模複合プロジェクトである。約18haの広大なスペースに、4つの住宅街区と1つの商業施設棟「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」、計24の住宅棟(店舗棟含む)を配置。さらに、保育施設、介護住宅、マルチモビリティステーション、公園、小・中学校などもそろう、まさにひとつの街である。2024年1月に入居が開始され、同年5月に正式に街開き。現在、約5000世帯が暮らしている。
HARUMI FLAG自治会は、住民が主体となり、行政や周辺地域、周辺自治会との間の窓口としての役割や地域コミュニティの形成や親睦を深めるソフト面の充実を目指して活動している。詳細はSUUMOジャーナル(新しいタブで開きます)で報じられている。
詳細・ポイント
HARUMI FLAG自治会の活動内容は多岐にわたる。防犯、防災、美化、交通、住民間コミュニケーションの促進、駐車場・駐輪場不足問題、季節のイベントなどが代表的なプロジェクトである。例えば防犯では、2026年6月に、人の往来が多い街の主要ポイント2カ所に防犯・交通カメラを設置した。総額約200万円でしたが東京都の助成金を活用して、自治会負担約10万円で設置でき、直近の大きな成果となった。
また、HARUMI FLAG自治会は、盆踊り大会の開催も行っている。昨年2025年7月に第1回を始めた理由は、“コミュニティを世代を超えてつなげていくため”である。親子で楽しめる、年に1回多くの住人が集まれる、役員、ボランティア、協賛企業など全員で同じ目的に向かって汗をかける、といったたくさんの魅力がある“盆踊り大会”は、住人、自治会役員がしっかり縦につながれる絶好の機会である。
業界への波及効果
HARUMI FLAG自治会の取り組みは、建設業界全体に大きな影響を与える。巨大な街の住民のニーズに応えるための具体的なアクションを示しており、他の自治会や住民組織にも参考になる取り組みである。また、交通改善や防犯・防災対策などの取り組みは、街の価値向上に大きな影響を与える。こうした取り組みは、他の地域でも注目され、模倣される可能性がある。
実務者のアクション
実務者は、HARUMI FLAG自治会の取り組みを参考に、以下のアクションを取ることができる。
* 自治会や住民組織の役割を再評価し、地域コミュニティの形成や親睦を深めるソフト面の充実を目指す
* 交通改善や防犯・防災対策などの取り組みを推進し、街の価値向上を目指す
* 住民のニーズに応えるための具体的なアクションを示し、住民の参加を促進する